夢を叶える象ですっかり惹かれたガネーシャに会ってきました。ガネーシャって本来はインド(ヒンズー教)の神様ですが、ここタイランドでもよく見かけます。
なんでだろう?と思いますが、元来大陸はつながっていたということでインドとの交流のため、ヒンズーの神様がタイの仏教では混同しているのだそうです。
いいとこどりは良い考えですよね。僕も好きです。そもそも仏教徒と言っていいの?というほど宗教にうとい僕ですが、ガネーシャだけは別です!
どうしてもピンクの巨大ガネーシャに会いたくて、バンコクより車で2時間のチャチュンサオへ行ってきました。
交通手段
電車+ソンテウや、ミニバス+ソンテウなどの公共交通手段があるようですが、子連れであること、確実に戻ってこれるよう、今回はホテルからタクシーをチャーターしました。
ホテルのコンシェルジュに相談すると、往復チャーター1800Bで手配が完了。所要時間は往復で5,6時間ということです。
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そして狙い目は交通渋滞の少ない土日です。とはいえ、スクンビット周辺は非常に混雑していました。
バンコク市内から高速道路を利用して、走ること約1時間半強、田舎町に突如現れたワット・サマーンラッタ-ナーラームに到着しました。
ワット・サマーンラッタナーラーム
長い名前のこちらのお寺にガネーシャがいます。お寺自体はタイの仏教寺院です。ローカルなお寺なのでもちろん入場料は無料です。駐車場も無料でした。
田舎町の大きな寺院で町全体のランドマークになっています。雰囲気は超がつくほどローカル色が強く、タイ国内各地からのタイ人旅行者がメインの観光客です。
タイ人が好む、お祭りのような市場が開催され、観光名産品も売られていて毎日が縁日のような雰囲気です。
しかし、巨大ガネーシャのお蔭で日本人はじめ、外国人も訪れるのは事実、土曜日ということで大手旅行会社のツアーが企画されていたのか、日本人観光客を数組見ました。
皆さん手にはガネーシャの置物のお土産です。日本からこのガネーシャを目的で海外旅行をするほど、ガネーシャには何か惹きつけられるものがあります!!
ガネーシャ以外の仏像や大きな銅鑼などもあり、川沿いに面しているため、川の上にも仏像がぎっしりと並んでいます。
ドラえもんやアニメの置物があり、正直よくわからない寺院なのですが、その中でもどでかいピンクのガネーシャは異色を放っています。
やっと会えた、憧れのピンクの象さん
巨大なガネーシャは川を眺めるように横たわっています。ピンクという異色の象の像なので、遠くからもバッチリ目立ちます。
ガネーシャの土台にも小さなガネーシャがいっぱい。っと思うと、ドライバーさんも真剣にお願いごとをしているではありませんか!ガネーシャの土台の周りに数十体のミニサイズガネーシャがいます。
大ガネーシャが大きすぎるので、小さく見えますが、このガネーシャたちだって立派!
それぞれが違った姿、色をしていて、一体一体にお賽銭ボックスが備え付けてあります。タイの寺院ではよくある、小銭を一体一体に入れてお祈りをします。
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ドライバーさんのお祈り方法を見ると、一体一体象の鼻を触って祈りをささげ、お賽銭です。我々もタイ人風に一体一体丁寧にお祈りをしました。
なんといってもこちらのガネーシャはオールマイティーな願い事に対応しているとのことです。すべての障害を取り除いてくれるなんて最高の神様ではありませんか!
ガネーシャの周りにはネズミ像がいっぱい!
ガネーシャと言えばネズミがつきものだそうです。ネズミはガネーシャの子分です。先ほどはミニガネーシャに願い事をしましたが、本来ガネーシャの子分である、ネズミ像に願い事をお願いするのが大切だそうです。
ネズミの周りには常にタイ人がいっぱい!みんなネズミの耳にささやいています。これも色々な言い習わしがあり、自分の生まれた曜日の色のネズミに願い事をするそうです。
日本人には自分の生まれた日の曜日?そんなのわからない!となじみがありませんが、タイでは曜日によって色が決められていて自分の生まれた曜日の色はまさに自分カラーというほどなじみがあります。
このネズミの色情報はお願いした際には知らず、後日知りました。残念!ガネーシャガネーシャといいつつ、願い事の方法をしっかり知らなかったのです!
このピンクのガネーシャへのお願いごとは通常のお願いよりも3倍速で叶うというと言われているので、自分の生まれた曜日&色は必ず事前に調べる必要があるでしょう。
あなたの生まれた日は何曜日?何色?
下記が曜日ごとの色となります。何曜日に生まれたかはインターネットを駆使してご自身で調べてください。
タイの曜日ごとの色
月曜日・・・黄色
火曜日・・・ピンク
水曜日・・・緑色
木曜日・・・オレンジ
金曜日・・・青色
土曜日・・・紫色
日曜日・・・赤色
ちなみにタイガーウッズがなんでいつも最終日に赤シャツを着るか!日曜日だからです!タイ人は本当に曜日ごとの色を大切にします。
お土産は後悔せず
ガネーシャの置物を買うのが最大の目的でもありました。しかし、いろいろな場所にお土産店があり、どれが本物のガネーシャなのか?わからない!
ガネーシャ像の中にもお土産店があり、さらには別の場所には病院の募金(ドネーション)も兼ねてガネーシャが売られていたりと値段もまちまちです。
そもそも、金属や重いのガネーシャを飛行機の荷物として持ち込むことができるのか?というのが最大の争点となりました。
6000Bもして預けるのは怖い、だからといって手持ちも拒否されたら、プーケットに運べません。今回は悩んだ挙句、一般的なお手頃ガネーシャを選びました。
そして、次回は是非車を運転して、ガネーシャを運ぼうと誓いました。日本に持ち帰る時って皆さんどうするのでしょうか?預けて荷物に入れ、荷物紛失や、破損したら悲しいですよね。
大きな仏像を購入する前に航空会社に先に確認が必要ですね。