娘がBISP(British International School Phuket)に通い始めて1年半が経過しました。
通い始めた当初はスクールバスを利用しているためお迎えの時間が早く眠い、学校内が広いので移動に疲れるなどぶつくさ言っていましたが、1年も経つと1日の流れはすっかり馴染んできました。
そして学校は楽しいらしく、学校を嫌がることはありません。唯一スクールバスの迎え時間が早すぎるので、バスは嫌だということはありましたが、学校生活を満喫してくれている姿をみるとこちらも嬉しくなります。
2018年1月から入学
プーケットのインターナショナルスクールは8月から始まるので、2学期目(Term2)からの入学で中途半端なスタートでしたが、1年以上経つと学校の流れがわかってきます。
BISP小学生の年間の流れを説明します。
8月新学期開始:この時期に入学すると新入生の保護者向けの説明会などがしっかり用意されています。
9月クロスカントリー:小さな運動会のようなもの
10月1週間のmid term break:合計10日の休みになるので我が家は日本へ一時帰国
11月ロイカトーン(タイの伝統行事、日本でいうと七夕のような感じ?)ジムナスティックの大会(バンコク)
12月Production:Year4-6の生徒が有志でミュージカルを披露、コーラスの発表会、クリスマスイベント、約3週間のクリスマス休み
1月2学期(Term2)のスタート、ジムナスティックの大会(バンコク)
2月スポーツデー:4チームに分かれて陸上競技を行うイベント1週間のmid term break
3月インターナショナルデー:出身国の食や文化を振る舞う文化祭のようなイベント、ジムナスティックの大会(バンコク)
4月約2週間のターム休み:我が家は日本へ一時帰国、Term 3スタート、Year42泊のキャンプ
5月スイムガラ:学年ごとの水泳大会
6月学期末:長い長い2ヶ月の休みへ〜
日本では月曜日の朝に全校朝会がありますが、こちらでは金曜日の一番最後の時間にAssemblyと呼ばれる会があり、各クラスが順に発表を行います。
ダンスを披露したり、演劇風にアレンジしたり、出し物はクラス様々。Year1からYear6までが披露します。いつも出し物が終了すると、この週のアワードで各クラス1名ずつ頑張った人が表彰されます。
どこかの学期いプロダクションと呼ばれる、ミュージカルの発表があり、Year4−6の割り当ては1学期の最後、クリスマス前になるので、12月は大忙しでした。
そして、ジムナスティックの大会が11月、1月、3月と2ヶ月に一度のペースでバンコクに行きました。学校で開催している体操のクラスですが、学校とは一切関係ないので、全部有料です。
バンコクへの大会も親が連れていかなければならないので、我が家は毎回3泊4日の旅行として遊びに?いや大会に参加していました。
大会と言う名の小旅行でした。でも流石に3回目となるとバンコクも飽きてきます。
1日の流れを説明しますと07:55に始業のチャイムがなり、14:35に授業終了です。月曜日、水曜日、木曜日は無料のアフタースクールが授業後に約1時間クラブ活動があります。
クッキングからスポーツ、アートなど様々な項目から選べます。自由参加なので、参加しなくてもOKです。我が娘は今タームはクッキング、フィールドファンゲームの2つを選択しました。
食べ物の提供に関してはパーフェクトかと思います。
10半頃まず1度目のスナックタイムでカフェからクッキーやマフィン+フルーツなどが提供されます。
12時過ぎになるとランチブッフェです。世界各国から生徒が集まるので洋風からタイメニュー、ベジタリアンと様々な種類の中から選べます。小学生に関しては校長先生が野菜も取っているかチェックします。
そして授業が終わると午後のスナックタイム。
フルーツやジュースなどが提供されます。
普通に学校にいればまず食べ物に困ることはないです。
しかし、子供達にお小遣いは必要なのです。詳しく後ほど説明します。
外国語に関しては娘はタイ語を選択しています。
タイ語の選択にも3クラスあり、タイ人の両親を持つネイティブクラス(タイの年相応の子のレベルで勉強が進むハイレベルクラス)と両親のいずれかがタイ人のミドルレベルクラスと両親が外国人でタイ語の初級コースで編成されていて、娘はミドルクラスに入っています。
毎日最低でも30分はタイ語に慣れ親しむため、この1年半でタイ語のレベルがぐんとアップしました。
嬉しいことにタイ語での文章の読み書きに自信がついてきて、簡単なタイ語はできるようになってきました。先生からの宿題をみると簡単な日記などタイ語で書く文章が増えてきました。
このまま続けて欲しいものです。
英語に関しては両親はよくわからないであまり口出しできていません。毎週の宿題は単語のアプリと本を読むことです。1日30分の読書ですが果たしてしっかりできているのか?
Year3の方が読んだ本をクラスに張り出していたので、そのステッカーを集めるために読書に励んでいたような気がします。Year5に進級したら少し読書に励んでもらわないと!
算数に関しては毎日小テストのようなドリルを行っています。イーグル、パッロットというような級があり(水泳のYMCAがこんなシステムでしたよね?)、上を目指して進ませて行くようです。
20点満点取れると次の級に進みます。家でわからないところをサポートしてあげないとずっと同じ級に停滞します。
多分、うちの娘は中の下くらいにいるかと思います。
続いて1年の出費についてまとめてみます。
まずはメインとなる学費の部分。
2017-2018年の学費は1年一括払いで約55万バーツ給食おやつ費込みの金額です。
学期ごとに分割で払えますが、一括で4月末までにはらうと5%引きになるのでお得です。
もちろん我が家は4月末に一括払い、日本円で約193万円でした。
スクールバス代1年分(朝のみ片道送迎)35,000バーツ
各学期終了後に請求がきます。
アフタースクール代 年間 96,400B
実際いくら払ったのか初めて計算してみました。
1学期 ジムナスティック週3回+シルク週1回 41,800B
2学期 ジムナスティック週3回+シルク週2回 31,200B
3学期 ジムナスティック週3回+シルク週2回 23,400B
ジムナスティック大会に伴うバンコクへの遠征費用 家族3人で1回につき約7万バーツ
+大会の出場費は 1000B〜2000B程度
+レオタード、半パン、チームTシャツ 約2500B
そしてこの学校のすごいところが学校内にホテル出店のカフェが入っています。
小学生なのにカフェに行くのが流行りで、何かと理由をつけてカフェに行きます。カフェに行くのがステータスなのです。
毎日のお小遣い100Bです。
年間にすると約18000Bくらいです。
カフェでクッキーを購入すると55B
カフェでスプライトを購入すると35B
ハムクロワッサンを購入すると70B
学校の購買で買えばやすいのですが、なんと小学生のみで購買に行くことは禁止!
カフェなら、学校直営の事業でないので、子供のみの購入でも見逃してくれます。
おかしなものです。学校の購買では炭酸飲料は大人しか購入できないのに対し、カフェだと小学生から購入しています。
その他の出費といえば、お友達の誕生日会です。
アイススケートやトランポリンなど入場料の高い場所で開催されることが多いので、だいたい毎回プレゼントに1000B前後のものを包みます。
全員が誕生日会を開催するわけではありませんが続くときは続くもので土曜日、日曜日、来週もとなることがあり、月のうちに3、4回誕生日会なんてこともあります。
10回誕生日会に参加したとして合計して年間10000Bくらい。
我が家は大変だから誕生日会は我が家だけで行っていますが、それでも学校に誕生日ケーキを届けます。
今年の特注ケーキは3500Bでした。+ジュースやお皿なども持って行くので、全部で4000Bくらいの出費です。
今年は2泊3日のキャンプがあったので、こちらの費用は5000B。
ホテルに泊まるのに、アクティビティ含めて5000Bは比較的お得かと思います。
身長が伸びないので、今年は不必要だった制服の新規購入ですが、購入するのであれば下記の料金が目安です。
シャツ、400Bくらい
スカート、500Bくらい
PEキット、上下で800Bくらい
入学時には2セットずつ購入したので、3500Bくらい必要です。
制服はあくまで上記のみですが、
+必要な靴(2000B前後の靴 ×2〜3足は消費)
+帽子(1000B×2つは消費)
+バック(2000〜3000B程度×2つは購入)
+文房具(女の子がいる方はわかるはず、Smiggleに行くたびに大量購入です。年間2000〜4000B)
みんなに人気のティーンズブランドなど持ちたがります。
これらを合わせると、年間+15000Bくらいは最低でも身の回り品として必要となります。
学期ごとに数回社会科見学に行く際に若干の費用の請求があります。行く場所によっても異なりますが、
だいたい一回につき300B程度です。
年間を通して1000B〜2000Bくらいの支払いです。
Year4となるとMacを持参する子が増えます。
今まではiPadを持たせていましたが、今年になってMacを購入しました。日本で購入したのでかなり費用は削減できましたが、約32000B。
毎年購入する必要はありませんが、3、4年に一度は会直しが必要ですね。
ここまでの合計987,400B
帰りのお迎えは毎回自家用車でお迎えに行くため、月々のガソリン代も結構かかります。
うちの娘は毎週土曜日にアクティビティがあり、行事などあると学校に行くことになるので、家から学校まで20キロの距離を年間240回は往復することになります。1リットル10km走ると想定して、ただいまガソリンリットル=約30Bなので、年間28800Bはガソリン代として飛びます。
実際はもっと学校関係で車を走らせていると思います。
1年の目安合計出費=1,016,200B
う〜ん、日本円にすると 約350万円ほどです。
学費55万バーツに対し学校関連の費用って後から随分上乗せされるものです。
アクティビティに参加しなければぐんと費用を抑えされますが、アクティビティがあるからこの学校を選んだようなものなので、そこは削れません!
我が家はプーケットに住んでいるので、家賃や寮の費用は一切考えていませんが、母子留学、寮に入ってとなるとさらに家賃や寮代が追加されますね。
ちょこちょこ帰国される場合は往復の飛行機代も追加です。
薄々は気づいていましたが、改めて数字に出してみると随分と+@の部分で飛んで行っているという事実が発覚しました!
娘のために毎日仕事をしないといけませんね。
プーケット生活、ファイト!ファイト!
the GREATEST SHOWMAN / MACA(Midaircircusart) Phuket
お時間のある方、Bai Maiに会いにいらして下さいね♫
プーケットでお会い出来る日を楽しみにしております🌴
お帰りの際にぽちんと応援ください。
プーケットしまかぜ案内人