我が家の娘はBritish International School Phuketに通うこと早3年が過ぎ、現在エレメンタリー最後の年Y6です。
来年からセカンダリーになる為、我が家では重大な家族会議が行われています。
我が家のプーケット人はフィギュアスケートに火がついている為、BISに通いながら、スケートを続けられるのか?
現在BISに通っているお姉さん、お兄さん方は皆さん秀才なので、我が家の比較の対象になりません。
プーケット生まれ、プーケット育ちの天然スタイルでマイペースの我が道を突き進む我が娘がこのままBISPのセカンダリーに進み、落ちこぼれになる!または勉強が追いつかず、宿題の山にただただ愕然とする
のであればスケートどころではありません。
とは言え、このスケート熱がいつまで続くかは分からないんですけどね。
そもそもBISPに入ったのはGymnasticsを真剣にやりたくて入ったのですが、ジムナスティックの傍ら、空中ブランコのTrapezeや空中エクササイズのAerialなどもしながら、最終的に自分にピンときたのがフィギュアスケートだそうです。
フィギュアは学校内のアクティビティではないのも今回の学校移動の一因でもあります。
学校自体に不満はなく、すごくいい学校だと思いますが、学校外部のアクティビティーに取り組もうとしている娘にとっては、そろそろ学校と噛み合わなくなってくる時期だろう気づいたのでした。
スポーツをしながら、勉学のできる学校探しが始まったのです。
まずは完全フレキシブルで、どこにいてもオンラインで勉強出来ると言う、アスリートにはもってこいのオンラインスクール探しから始まりました。
最初に見つけたのが東京ハイスクールと言うオンラインスクール。日本の学校法人で、アメリカに母体があるため、卒業すればアメリカの高校の卒業資格を得ることが出来ます。
そして希望であれば、プラスで日本の高校の卒業資格も取れます。金額的にも日本円で80万円+からと悪くないなと思ったのですが、中学三年生から入学可能と、娘にはまだ早すぎたのです。
そして研究課題を自分で設定し自分で研究する!と我が娘にはちょっと高度すぎます!多分中3になっても自主的に動くのは難しいであろうという事でとりあえず、今回はパス。
続いて検索して見つけたのが今の学校と同じブリティッシュ式のオンラインスクール。
同じブリティッシュだったら、万が一スケートを飽きたとなったらそのまま今の学校に戻るには同じカリキュラムであるブリティッシュ式が良いのではと考えました。
なぜこのオンラインシステムができたかというと、もともとイギリスの軍人になるには高校卒業資格が必要とかで、その為に作られたオンラインでのスクールだそうです。
現在は駐在員で外国に派遣されている英国の子女や、我が家のような英語圏外の国に住むけれど、英語で学びたいという人むけのプログラム。
かなりしっかりしているし、なかなか良さそうなため、メールで問い合わせをしてみました。
両親がネイティブでなくても娘は学習可能ですか?と訳のわからん質問をしたのですが、丁寧にリンク付きで、システムについて答えてくれました。
すごくシステム化されているので、娘さえ、オンラインのシステムでエンジンがかかれば大丈夫だなと思います。
気になる費用は年間40万円ほどと、お財布の負担も少なく素敵。大会の時や日本に帰国もいつでもどこでも行けるから非常に便利です。
しかし、我が家のプーケット人に果たしてオンライン授業は機能するのか?
もう一つ現在タイに入国したのが学生ビザと保護者ビザの為、BISを卒業したらビザを返上しないといけなくなるのです。
オンラインスクールでタイの学校に通わないとなると、ビザの作り直しが必要となるのです。
やはり現地でアスリートを支援してくれるような学校を探すのが1番楽そうだ!という案に落ち着き、早速検索開始。
最近のこちらの流行りは厳しいお勉強学校のような気がします。普通はどの親もできるだけ安く、子供にとって良い教育を提供してくれる学校を望むはずですよね。
近所に2,3年前にできたBCISはBISの半額以下で勉強がしっかりしていて、宿題が多いと近所の人たちに人気です。
娘の友達の学年なんて1クラス23人定員ですでに2クラス分がすでに満席という人気ぶり。
BISPの娘のクラスなんて、コロナ前は24人ほどいたのに、コロナ後は13人まで落ち込んだというのに、この時期にまあ人気な学校もあるものなんですね。
なんか娘には合ってなさそうなので、とりあえずパス。
UWCは以前ジムナスティックで学校選びをした際に悩んだけど、どうやっても我が家からは遠すぎるので、やっぱり選択肢に入りません。
家から通える距離で考えると、
Oak Meadow
Head Start International School
Kajonkiet International School,
QSI International School
が候補に上がります。
この中でも一番こぢんまりしていて、スポーツ選手に対応していそうな学校がQSI。という事で早速見学に行って来ました。
ディレクターのお話を伺うと、大会や特別な練習等で学校を休むのは問題なし、その分宿題として渡すけれど、負担にならない範囲のものを出してくれるとのことです。
将来的に、スケートの練習が朝のセッションなどがある場合は、学校の登校時間を遅く、午後早い時間に練習がある場合は早く帰れるように変更することも対応可能とのこと。
アメリカンスタイルなので、テストの点が全部でなく、リテストもあるので、落第印は押されないので大丈夫との事です。これならスケート命の娘もなんとかやっていけそうです。
校舎を見学させていただきましたが、一言で言うとのどかな田舎の学校!!
5歳から通っていたモンテッソーリスタイルに近い雰囲気です。今現在全生徒65名というとっても小さな学校です。校舎もちょうど30年前に建てられたような伝統的なタイスタイルの校舎です。
しかし先生はネイティブの外国人の先生が多く、パッと見た感じでも10名以上は在籍している様子です。先生と生徒の対比を考えるととってもお得な感じです。
実際数学を勉強している生徒の姿がありましたが、なんとマンツーマンで勉強していました。マンモス校だと生徒数が多くてそんなことはできないですよね。
先生の手助けが必要な我が家の娘のようなタイプにはとても良い気がします。
娘の年齢からはセカンダリーの建物に入るようで、クラスルームというものがなく、授業に応じて生徒が部屋を移動します。
現在11歳〜13歳までの生徒は11人だそうです。見学させてもらった感じでは年齢を通り越してセカンダリーで気の合う同士仲良くしているような雰囲気です。
HPをみると娘の年齢ではプライマリーカテゴリーに入っていたので、同じ年齢のクラス内でのみ勉強するのかなと思っていたら、立派なセカンダリーのタイムスケジュール、勉強スタイルなので印象として良かったです。
娘の意見はさて置き、両親としては9割型ここに決めています。
そして気になるお値段。QSIだけがHPに学費を記載していません。他の学校は金額が明確に提示されているので学校訪問前にズバリいくらかかるのかわかります。
しかしQSIはお問い合わせくださいとHPに書かれています。普段の私ならこの時点で問い合わせずに終わってしまいます。
QSIでは13歳までプライマリーの価格に属します。
年間130万円ほど。その他レジストで3万円かかります。
BISPの金額に慣れてしまっているので、13歳まで130万円と聞くと高いと感じなかったのですが、14歳以降は年間170万円かかるので、BISPのエレメンタリーの学費とそんなに変わらない金額なのです。
時間を置いて冷静になってみると、『QSIってそんなに安くない?!』んですよ。
11歳の年齢で考えると年間130万円を出すのであれば、ファシリティーの充実しているHead Start 、KajonKiet、Oak Meado、BCISの方が安いし、制服だって可愛いのです。(やっぱり女子は制服は気になりますよね。)
14歳の年齢で考えると、上記の4校よりもQSIは30~40万円確実に高くなります。
設備からして一般的には上記4校に通う方が多いのでしょうね。
しかもQSIはノンプロフィットの学校というではありませんか!現状の生徒であれだけ先生がいるので、ノンプロフィットの意味はわかりますが、他校と学費を比較してみると、格別に安いわけではありません。
だから生徒数があまり多くない理由なのでしょうか?
でもファシリティーにお金をかけず、先生に費用を投資しているのであれば、ひょっとして先生の質がすごく高いのかもしれません!←勝手に期待しまくってます(笑)
我が家はアカデミックのレベルを求めてQSIに移動するわけではないのですが、先生の教え方が上手ならば、勉強も少ない時間でベーシックな部分を楽しく吸収できるようになってくれれば良いなと密かに期待しています。
体験入学もできるとのことなので、近々体験入学の予約をしようと思います。
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☺️笑顔で100万人、目指しています(笑)
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